仙台市ガス局では、平成24年4月1日から都市ガスの標準熱量を45メガジュールに変更しました。
標準状態(0℃、1気圧)の都市ガス1m3あたりの発熱量
45.0MJ/Nm3
| 成分 | 分子式 | 容量(%) |
|---|---|---|
| 窒素 | N2 | 0.09 |
| メタン | CH4 | 90.54 |
| エタン | C2H6 | 4.56 |
| プロパン | C3H8 | 2.39 |
| イソブタン | i-C4H10 | 0.84 |
| ノルマルブタン | n-C4H10 | 1.56 |
| イソペンタン | i-C5H12 | 0.02 |
| 合計 | 100.00 | |
※ 表示値は代表値であり、原料等で変動します。
外観等:無色の気体で「ガス臭」を有する
比重:0.639 (空気=1.0)
令和6年4月施行の「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度(SHK制度)においては、標準環境状態(25℃、1bar)の都市ガス1m3あたりのCO2排出係数を用いることとされており、その係数は以下のとおりです。
基礎排出係数及び調整後排出係数:2.09 t-CO2/千m3
(参考)排出係数の算定式
2.09[t-CO2/千m3]=45[GJ/千Nm3]×0.904[千Mm3/千m3]×0.0140[t-C/GJ]×44/12
SHK制度上、都市ガスについては、計測時圧力または計測時温度を求めることができない場合、計測時体積を標準環境状態体積の値とみなすこととされておりますので、都市ガス使用量を換算する必要はありません。
都市ガスの使用に伴う温室効果ガスの算定方法については以下のとおりです。
温室効果ガス排出量[t-CO2]=都市ガス使用量[m3]÷1,000×2.09[t-CO2/千m3]
算定方法の詳細については、「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver6.0)(外部リンク)」をご参照ください。
(参考)ガス事業者ごとの基礎排出係数及び調整後排出係数の算出及び公表について(PDF 4,704KB)