仙台市ガス事業の民営化について、皆さまの疑問にお答えします。
現在、エネルギー業界においては、電力・ガスの小売全面自由化により、事業や地域の垣根を越えた相互参入が進んでいます。関東・関西圏では、電気とガスのセット販売などの新たなサービス提供が始まり、利用者の利便性が高まっています。
このように、今後のガス事業者には、安全なガス供給を行いつつ、サービスの向上などをさらに図っていくことが求められています。一方で、公営事業者は、民間事業者と比べ、事業範囲や供給エリアの拡大などの点で制約があり、より柔軟な事業運営が可能な民間事業者に経営を委ねることが必要であると考えます。
民営化によって、ガスの供給や安全が損なわれることはありません。ガス事業においては、法令により保安規程の作成や国への届出などが義務付けられており、公営か民間かに関わらずこの法令に基づいて事業を実施するため、民営化後においても、これまで同様に、安心してガスをお使いいただけることに変わりはありません。
また、全国の都市ガス事業(一般ガス導管事業)の約9割を民間事業者が担っています(※)。公民問わず、全国で安全なガス事業が行われていると言えます。
なお、事業継承者が確実に安全安心なガスの供給をできるよう、本市としても民営化前の引継ぎを行うとともに、民営化後においても引継ぎなどの必要な対応を行っていきます。
※出典:経済産業局資源エネルギー庁ホームページ
多様なサービスの提供や地域経済の活性化を図るためにも民営化は必要であり、社会経済情勢などを踏まえながら民営化の取り組みを進めてまいります。
民営化後にガス料金が急に上がることがないよう、検討してまいります。
民営化の進捗にあわせて、ガス局ホームページや広報誌「くらしの炎」によりお知らせしてまいります。
お問い合わせ先 総務部 民営化推進室 TEL: 022-292-8156 FAX: 022-299-0937 E-mail: jigyou@gas.city.sendai.jp |